起業したい方へ。腹を括った行動・言動・思考が導く道標があれば、誰でも会社は設立できます。ー岸幸太郎が起業するまでー

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2015年2月10日、一般社団法人バンデリエ指扇スポーツクラブを設立し、会社として登記致しました。登記したからといって、特にやることは今までと変わらないので実感が湧かないのが正直なところです。

それに事情があり、まだ現在の会社を辞める事ができていないので余計にそう思っているのかもしれません。しかしながら、ひとつの組織、会社として誕生した以上、これから入ってくる社員の生活を守り、存続し続け生き残っていくための術を必死で考えることが必要となります。

さらに、生き残っていくだけでは我々の目指す目標とは反れてしまうので、地域の皆様と喜びや幸せを共有できる形をつくっていかなければなりません。そして、最終的には地域から日本、日本から世界にまで視点を向けて頑張っていきたいと思っております。

そんな私が起業するまでの流れを簡単にまとめてみました。

社会人1年目の岸幸太郎


約1年前の2014年2月15日(土)に総合型地域スポーツクラブの設立を決意しました。そこからの日々は、本当にあっという間でした。

私は、2013年3月31日に大学を卒業し、2013年4月1日(社会人1年目)からは、文部科学省の地域スポーツとトップスポーツの好循環推進プロジェクト」という事業の仕事をしておりました。教育とスポーツを絡め、地域の方々をつなげ、地域活性化にむけて活動するといった社会人1年目を送っていました。

そんな1年目が終わりにさしかかる頃の2014年1月、文部科学省の事業を委託されていたNPO法人の総合型地域スポーツクラブ」が社会人2年目の勤務先として決定致しました。しかし、それが決定してから約1ヶ月間「自分は本当にこのままで良いのかな。ここで働いていった場合、自分の将来はどうなっているんだろう」と考える事が多くなりました。

いま受け持っている仕事自体はとても面白いし、やりがいがあるけど、組織全体としてみたときに組織内での自分の将来像、自分の考える組織の全体像といったイメージが明確に浮かびませんでした。それはその組織が悪いとか、問題があるから嫌だとかそういうものではなく、ただ単に自分のこの想いを100%の力で発揮して、それを伝えていくにはここでは難しいと思い始めました。

プロサッカー選手になるという夢が夢で終わってしまい、気持ちの整理がつかないまま社会人一年目が終わろうとしていて、「自分は将来どうしていきたいのだろう。今後、何をしていけるんだろう。どうやってこの気持ちを表現していけば良いのだろう」と年明け早々、真剣に悩む日々が続きました。

地元である埼玉県さいたま市西区へ戻る


それから約1ヶ月間、本気で悩み、考え、いろんな人に相談した結果、2014年2月15日の朝「地元へ戻って自分の会社を立ち上げよう」と決意しました。具体的なことは何も決まっていないので必ず実現するという保証はありませんでしたが、次の日には引っ越しの手続きを終え、2月いっぱいで八王子を離れることを決め、地元であるさいたま市西区へ戻りました。

起床してすぐに思いついた突発的な行動であったため、上記にも書いてあるように、2014年4月(社会人2年目)からは八王子での勤務が決まっていました。

そのため、とりあえず一年間は埼玉から八王子まで通い続けてみて「さいたまへ戻ることでわかる地域の現状調査を始めよう!」「そしてここから一年後には小さい事でも何でも良いから、何かしら形にして活動しよう!」という意気込みでいました。

社会人2年目の岸幸太郎


そんなことを考えながら、社会人2年目が始まり、対ヒトである私の仕事は常に気が抜けず、より良いサービスの提供をしなければいけないので本業の仕事はもちろん必死で頑張ってきました。

また、仕事と並行して「クラブマネジャー」」という資格を通年で受講してきました。ちなみに、現在も受講中で来週プレゼン発表があるため準備を進めているところです。

そのクラブマネジャーの講習会では、約半年かけて事業計画書を作成致します。事業計画書の提出期日は2014年12月中旬。そこに向けて準備を進めてきたので、プラベートの時間を増やしてしまうとすごく焦りを感じ、常にピリピリした自分がいました。

そこで失うものもあり、決断しなければいけない大きな出来事もあり、本当に大変で苦しい想いをした一年でした。

その反動が大きく、12月中旬に事業計画書を提出して以来、一気に力が抜けてしまい、事業内容を考えたは良いけど、ここからどうやって形にしていこうと途方に暮れていました。

青春時代の戦友との再会


そんな自分を変えられないまま年を越してしまい、どうすればいいのかなと途方に暮れていた頃、なにげなくみたfacebookで青春時代の戦友(横浜マリノスの下部組織で当時活躍していた彼)がこんなことを言っていました。

あけましておめでとうございます(^^)
みなさん昨年はいろいろとお世話になりました!!
クリスマスイブに新会社を設立しまして今年は勝負の年になります!!
もっともっと飛躍できるようにいろいろな方のご協力、ご尽力頂きながら進んでいきたいと思います^_^
よろしくお願い致します!!
みなさんにとって素晴らしい1年になりますように(*^^*)
また改めて新年のご挨拶させていただければと思いますのでその際はよろしくお願いします!!^_^


私はそれをみた瞬間に、気付いたら本人に連絡をしていました。「こいつ何をやり始めるんだ」と気になって仕方が無かったのです。そこから話が弾み、なんと4日後の1月5日(月)に会う事になりました。その席では、いろいろなことを話し、様々な話を聞きました。

青春時代の事から大学時代の事、社会人になってからの事や起業するまでの準備の事、自分にとっては全てが勉強で、とても良い刺激になりました。その中で何よりもインパクトがあったのが、戦友の会社の代表取締役とその会社の立ち上げに関わりコンサルティングした方の話でした。

私は、その時点でその方々に会いたいと思い、自分の想いを綴ったリストとたまたま持っていた事業計画書をその方々に見せて欲しいと戦友にお願いして託しました。

欠かせない存在


そしたら、すぐにその事業計画書を読んで頂けたらしく、なんとその週の土曜日1月10日(土)にその方々とお会いする事ができました。そこでは、約3時間ほど代表取締役の方とコンサルティングの方とお話をして、直接自分の想いを伝え、相手側の考えもしっかりと聞くなど意見を交換をいたしました。

話したい事、聞きたい事が聞け、最終的にこの方のお力添えが頂けたら、今後すごく楽しくなりそうだなと思い、自分の事業のコンサルティングをお願い致しました。初めて7桁のお金を動かしましたが不安も怖さも何もありませんでした。

そこからのスピード感といったら想像もつかない程のものでした。事業の内容は勿論の事、自分の事業に有益であろうと思われる人もつなげてくださり本当に感謝しています。それも、弊社だけではなく、相互メリットを考えた上で繋いでくださり、その事業の流れから、裏付けまですべてが実現可能で、納得させられることばかりなので本当に毎日わくわくしています。

順調に進む中でもやはり大変な事、予想していなかった問題、焦る場面も多々ありましたが、結果的に自分が思うように事が進み、出会いたい人と出会え、展開していきたい事業が形になっていき、今年は本当にツイてるなと思っています。そして、1月10日に初めてお会いしてから、あっという間に1ヶ月が過ぎ、2月10日の登記まで順調にきました。

それもこれもコンサルティングの方、自分の事業を支えてくださる方、協力的に動いてくださる方、そして何よりも一番近くで支えてくれている仲間・大切な人・家族がいるからこそ、どんなに大変でも頑張れています。本当に感謝しています。

自分にはこうして助けてくださる方々がたくさんいるからこそ、どんなことがあってもこうやって物事が進み、登記まで辿り着いたのかなと思っております。

本当にありがとうございます。

これからも感謝の気持ちを常に忘れず、そして苦しかった一年間や立ち上げる初心の心を忘れずに頑張っていきたいと思っております。今後とも「一般社団法人バンデリエ指扇スポーツクラブ」をそして「岸幸太郎」を宜しくお願い致します。

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