ONE FOR ALL , ALL FOR ONE。【4種】Treasure League2015 平成27年度 第9回 埼玉県第4種リーグ戦。

Pocket


試合結果と戦評(指扇B目線から)


大宮指扇サッカースポーツ少年団B vs 大宮指扇サッカースポーツ少年団Aの試合が行われました。結果は1−2で大宮指扇サッカースポーツ少年団Aが勝利致しました。

IMG_8852

前半の立ち上がり10分は指扇Bが優勢に試合を進めていたこともあり、3,4回ほど得点チャンスがありました。しかしながらその得点チャンスを活かすことができず、前半12分には一瞬の隙をつかれ、指扇Aに先制点を許してしまいました。

先制点を機に指扇Aに少しずつ勢いがでてきて、指扇Bは攻め込まれてしまう部分もありましたが、キャプテンのGKを中心に粘り強い守備をみせてくれました。

指扇Bは粘り強い守備のおかげで、前線の選手やサイドの選手は思い切ってプレー出来ていたのではないかなと感じています。個の力では現状として指扇Aの方が上回っていましたが、指扇Bは一つのボールに多くの選手が関わり攻撃も守備も行えていました

IMG_8849

前半を1−0で折り返して後半の立ち上がり1分。指扇Aの攻撃を指扇BのDFが阻止し、中盤の選手からの右サイドへ素晴しいスルーパスが出されました。

そして右サイドの選手がこれまた素晴しいクロスをあげ、そのクロスに反応した左サイドの選手が頭で合わせ1−1の同点となりました。

このゴールはここ2ヶ月指導してきた中で一番良いゴールだったのではないかなと思います。というのも選手全員が絡んで生まれたゴールだからです。

IMG_8846

GKのコーチングによりDFの選手がボールを奪い、MF中央からMF右に流れて、最後はMF左が決める。そしてそのゴールが生まれたのはFWの選手がニアに飛び込み潰れてくれたおかげ。素晴しいゴールでした。

1−1となった後半立ち上がりからはお互いに一歩も譲らない試合運びでした。若干指扇Aの方がチャンスは多かったですが、指扇Bも負けずにたくさんのチャンスをつくっていました。

緊迫した時間が続き同点のまま終わるかと思った後半19分、指扇Aの個人技に指扇Bは対応できず、決勝点を決められてしました。残り時間もわずかで最後まで一生懸命戦っていましたが1−2でそのまま試合は終了致しました。

総評


今、私が担当している指扇少年団の6年生は他の学年よりも人数が多いため、この4種リーグは2チーム登録しています。そのため、今日の試合は普段一緒に練習しているチームメイトが対戦相手となって行われた試合でした

IMG_8843

なかなか無い経験だし、「指扇少年団」という一つの集団として成長するための素晴しい機会だったなと思いました。

今年の4月から私はBチームを主に担当していたため、何としてでもAチームに勝たせあげたかったのですが、そんなに甘くもなく自分の指導力がまだまだ足りませんでしたね。

最終的に個人技で決勝点を与えてしまったので「個の力」としてはまだまだAチームには適いません。でも「チーム力」としては確実にAチームより勝っていたと思います。

IMG_8848

アップにしかり、試合中の声かけや仲間との関わりにしかり、試合後のケアにしかり、個人技術の面以外では指扇Bには見習うべき光景がたくさんありました。それは記事「子どもの成長は著しく早い。自分が指導に注いだ力の分だけ返ってくる。」でもアップしています。

「仲間のことを考えて、今の自分は何をすべきなのか」「自分の行動によって、チームにどのような影響を与えるのか」サッカー選手としてもそうですが、1人の人間として大切な部分もこの2ヶ月ですごく成長したのではないかなと感じています。

IMG_8855

まさに「ONE FOR ALL , ALL FOR ONE」といった言葉がぴったりですね。

指扇Aは指扇Bを見習わなければいけない部分もありますが、試合には勝ち負けがあるので負けは負けとして指扇Bは受け止め、指扇Aの良い所を見習わなければなりません。

そうやってお互いがお互いを高め合い、課題を見つめ直し、さらにそれを下の学年に伝えていくことができれば「指扇少年団」という一つの組織として成長していけると思っています。

最後に


大学卒業後の2年間で学校の先生としても、サッカーのコーチとしても感じた大切な部分を子どもたちや子どもたちに関わる人に還元していければと思っています。

最近やるべきことが多くて少し手一杯な部分もありましたが、何事にも100%でやらなければ気が済まない性格なので、これが本業のバンデリエ指扇スポーツクラブにも活かされることを信じてこれからも頑張っていきたいと思います。

今日の名言・・・

楽しいことを一緒にやった仲間は、本当の仲間じゃない。苦しいことを一緒にわけあった仲間が、本当の仲間だ。

義家弘介(よしいえ ひろゆき)

Pocket

スポンサードリンク
2015-06-27 | Posted in サッカー, 活動No Comments » 

関連記事

Comment





Comment



スポンサードリンク