なぜ、いまの仕事を辞めて、地域密着型のスポーツクラブで独立する必要があったのか。

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独立する理由について


総合型地域スポーツクラブ設立への想い」でお伝えしたように「お世話になった人たちへ恩返しをしたい」という想いから、自分に何ができるのかなと考えた結果、『総合型地域スポーツクラブ』の設立を決意しました。けれども、「別に新たにクラブを設立する必要もないし、今勤務しているクラブの発展に貢献すれば良いのではないか」という意見も実際にあった。

しかしながら、私は「お世話になった人たちへ恩返しをしたい」という想いと同時に、「自分の育った地域に貢献できる活動をすることで地域から埼玉、そして日本を盛り上げていきたい」という気持ちがあった。それによって、埼玉のことをもっと多くの人に知ってもらい、より多くの人に足を運んでもらえるようになれば、県外の人たちとも更なるつながりが増えていくのではないかと、そんな想いも私の中にあるビジョンの一部にあった。

だからこそ、地元に戻り自分が育った地域を盛り上げていく必要性を感じた。さらに、この2年間、NPO法人の総合型地域スポーツクラブでご活躍されている方々とお会いする中で共通した問題点をみつけることができた。

しかしながら、その問題は改善が難しく、依存せざるを得ない状況を生み出していることに気付いた。そこで私は「それなら自分が新たな形の総合型地域スポーツクラブをつくりだして成功事例を発信すれば良いだけの話だ!」と感じた。

地元である埼玉について少しだけ


埼玉は特に何も無いよく言われているが、ただ単に発信する情報量が少ないだけだと思う。ご存知の方が多いかもしれないが、都市部に行けば浦和レッズや大宮アルディージャなどスポーツを中心にとても盛り上がっている。

その半面、少し田舎の方へいくと注目されている場所や地域は限りなく少なくなる。でも、広大な田園地帯のもとで育つ農作物や目に留まる素晴らしい自然や風景など田舎ならではの良い部分もたくさんあるのだ。公にはされていない観光スポットだって、数えきれない程あるだろう。

しかしながら、その情報を発信していく人、つながっている人たちに伝えていく人、良い資源を活かした活動をしていく人が少ないのは現状としてあげられると感じている。また、都内と近いが故に、多くの人が埼玉をベットタウンとし、なかなか地域に愛着をもってもらえていないという問題もある。

そういった現状がある半面、田舎といわれる地域に住む人たちや浦和レッズサポーターなどの地元愛はとても強く、誇りを持てる部分は多々見受けられる。そういった人たちの気持ちを無駄にはしたくないし、一緒に盛り上げていけたらなと思う。また、田舎と言われる私の地域では区画整理事業により、人口も少しずつ増えている。

だからこそ、そういった新規参入者にも埼玉の魅力や地域への愛着をもってもらいたい。その一つのきっかけとして、自分のつくりあげるクラブから様々な可能性を発信していき、少しずつでも地域から盛り上げていきたいと考えている。

最後に


これから創り上げていく新たな総合型スタイルにより、我々の地域から日本全国に成功モデルを伝えていきます。実際に動き始めるのは4月からですが、今後とも我々の活動を暖かく見守って頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。

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