私と総合型地域スポーツクラブの出会い

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卒業後の進路に悩んでいた


私が総合型地域スポーツクラブに出会ったのは、大学4年の2013年12月。幼少期から大学4年までサッカーしかしていなかった自分は、卒業後の進路が決まっていなかった。

部活を引退してから、海外でサッカー選手を目指そうか、東京学芸大学に入学したのを運命だと感じて教員を目指そうか、家業を継ごうか、全てすっぱり辞めて普通に就職しようか、様々な考えが浮かび悩んでいた。

そんな中、私へ一本の連絡がきた。サッカー部に所属していた卒業生の先輩からであった。

文部科学省のプロジェクト参加のお誘い


その内容は、文部科学省が行っている「地域スポーツとトップスポーツの好循環推進プロジェクト」という事業への誘いだった。

事業内容は、各地域にある総合型地域スポーツクラブに文部科学省から任命されたトップアスリートが派遣され、クラブの拠点地域で活躍するジュニアアスリートなどを指導する。他にも、近隣の小学校に「小学校体育活動コーディネーター」として派遣され、授業や先生とのTT(チームティーチング)を行う。

その名の通り、地域スポーツとトップスポーツの好循環を推進する事業である。

>>平成25年度「地域スポーツとトップスポーツの好循環推進プロジェクト」事業選定結果について(文部科学省HP)

「NPO法人はちきたSC」との出会い


その拠点クラブの一つとして選定されていたのが、私が現在勤務している「NPO法人はちきたSC」である。私は、文部科学省がはちきたSCに派遣するトップアスリートの候補に選んで頂いた。

そして、面接・経歴・実績などを審査された結果、派遣アスリートとして認定して頂くことができた。

そのとき、すでにはちきたSCの累計登録会員数は、1000人を超えていた。プログラム数は20種目以上あり、幼児のスクールからお年寄りの健康体操まで幅広い世代を対象とした活動が行われていた。

まさに、「総合型地域スポーツクラブってなに?」でも紹介したような総合型地域スポーツクラブの姿そのものであった。

この出会いがきっかけとなり、私は総合型地域スポーツクラブの魅力に惹かれていったのだ。

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2014-10-15 | Posted in ブログ, 歴史No Comments » 

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