子どもの力を信じてあげることの重要性

Pocket

前回の記事「小型ハードル走の授業にはこんな目的(めあて)がある 」からの続きとなります。

子どもたちの成長に驚く私


子どもたちは毎時間どんどん上手くなっていきました伝えれば伝える分だけ上手くなり、正直驚きました。運動の得意な子は細かい部分にまで修正を加えてスピードをあげていったり、運動の苦手な子は走り越えることに抵抗がなくなると転びながらも上のレベルにチャレンジしたりと子どもたちの意欲と成長にとても嬉しく思いました。

そんなこともあり、私は子どもたちに聞きました。「普通のハードルを跳んでみたい?」と。

もちろん得意な子は跳びたいと答えます。その中で私が注目していたのは運動の苦手な子の反応
苦手な子たちも跳びたいと笑顔になっていたので、私は3年生では本来使わなくても良い普通のハードルにチャレンジさせてみることにしました。子どもたちを信頼していたからこそチャレンジさせてみようと決意しました。

すると得意な子は本格的に指導すると一般的な5年生レベルくらいまで上手くなり、苦手な子は怖がりながらもしっかりと走り越えるようになったのです。小型ハードルやコーンで怖がっていた子どもたちが自分から進んで普通のハードルにチャレンジしていき、頑張って走り越える。そんな姿を見て感動しました

まずは大人が子どもたちを信じる


少しずつでも子どもたちは必ず成長する大きな階段を昇れない子には、小さな階段をたくさん用意してあげる小さな階段も着実に昇れば、同じ高さまで近づくことができる
そんなことを感じさせられる小型ハードル走となりました。

何事もまずは大人が子どもたちの可能性を信じてあげてください。すぐできてしまう子もいれば、何回同じことを言ってもできない子もいます。

それは子どもが悪いのではなく、伝える側の伝え方が違っているのかもしれません。同じことを言ってできないのであれば、違った視点からアプローチしてみる。
それが教育者にとっても、子どもを育てていく親にとっても大事なのではないかなと思います。

皆様へのお願い


こういった情報を先生や親、指導者や地域住民などが共有することにより、子どもたちへのアプローチの仕方や親が考える子育ての想いも少しずつ良い方向へ変わっていくのではないかなと考えております。

子どもたちを指導していて感じたことや学んだことをこれからも随時紹介していきたいと思いますので、この情報をご自身の中でとどめるのではなく、なるべく多くの人に共有して頂けると幸いです。

Pocket

スポンサードリンク
2014-11-06 | Posted in ブログ, 活動4 Comments » 

関連記事

コメント4件

 小杉厚 | 2014.11.08 22:01

子供をみてて、もどかしいことは多々ある。
子供だって自分なりに考え、悩んでるんだよね…。
個々の成長時期なんてそれぞれ。
長い目でみないといけない…
そして的確なアドバイスができるよう、大人たちも日々成長が必要だね♪

 岸幸太郎 | 2014.11.18 0:52

小杉さん
コメントありがとうございます!

そうですよね。子どもたち自身が考えて、悩んで成長することが何よりも大切です。
子どもたちがのびのび成長できる環境を大人は整えてあげることが必要ですね!

 m.mori | 2014.11.21 11:08

昨日はお疲れ様でした!

子供たちの指導、きっとものすごく難しいことですよね。

子供だからと言ってバカにしてはいけない。過剰に期待してもいけない。その子のレベルに合わせて目標を提示してあげて、うまくやる気を引き出すことが必要ですもんね。よく生徒を見ていないとできない。

それが出来るのって、一種の才能では?と思います!出来てない先生も多い気がしますよ。

ドンドン子どもたちのやる気を引き出して、ドンドン役に立つ情報の発信もしていって下さい!!
私も、微力ながら情報拡散に協力しようと思います^^

ところで。
昨日、ゼミ生のアンケート、お渡しするの忘れちゃいました!
もう間に合わないですか?

 岸幸太郎 | 2014.11.24 17:01

m.moriさん

コメントありがとうございます!

moriさんの言う通りです。
だからこそ、正解がないのでとても難しいですね〜

一種の才能・・・ありがとうございます!
前向きに捉えていきます!

是非ご協力おねがいします!!

まだ間に合うと思いますので、
次回お持ちください!
宜しくお願いします。

Comment





Comment



スポンサードリンク