自分が自分を認めてあげる。とても難しくて一番大切なこと。過信ではなく自信を持つことで誰もが優秀選手になれる。
自分で自分を過小評価しすぎてしまうことは自分の成長を止めることにつながる
「自分なんてどうせ」「自分なんかやっぱり」「自分の力じゃ」そんな風にネガティヴになってしまうことや大舞台の前になると後ろ向きな考えを持ってしまうこと、あなたにはありませんか。
何かうまくいかないことで自分を否定してしまったり、自分がやってきたことに対して自信をもてなかったり…
そう思わないようにしよう!と思って意識していても、ふと気を抜いた瞬間にナーバスになってしまう。そんなことは多々あるでしょう。
しかし、それでは自分がかわいそう!私はそう思います。自分が大好きで自分をすごく可愛がって自分に甘くして生きている訳ではありません。

「何よりも自分がやってることに対して責任を持ちたい」「しかしその責任を持つためには自分のやっていることに対して必ず自分が評価してあげる必要がある」「そしてその評価するときの自分が100%の力、もしくはそれ以上の能力を発揮していなければ次につながる何かを得ることは難しい」そんな風に最近は感じています。
こんな私でも優秀選手になれるんです
この記事「八王子からJリーグの舞台を目指して!アローレはちきたFCでの2年間を振り返る。正直、最初は厳しかった。」の冒頭に書かかれていた東京都社会人サッカーチャンピオンシップ(東京カップ)の一次戦よりベストイレブンと優秀選手が先日発表されました。
基本的には優勝チームから選ばれることが多いのですが決勝に敗れたアローレはちきたFCからも自分を含め2名の選手が選ばれました。
ベストイレブンのFWとして「橋場貴之」・優秀選手のMFとして私「岸幸太郎」が選出されました。ベストイレブンや優秀選手があるなんて知らなかったので、ファンの方に教えて頂きびっくりしました。

正直なところ、素直に嬉しかったです。ただ不思議と「なんで自分がもらえたんだろう」という疑問は抱きませんでした。逆に「自分がもらえて当然でしょ」という気持ちもでてきませんでした。
それは何でかなと考えた結果「自分で自分の行動に対してしっかりと評価し、その反省を体現できていたから」ではないかなと感じました。それは試合中においても練習においてもその他においても。
自分で自分を評価するために毎回100%に近い力を発揮し、反省し、改善して次につなげる。そのサイクルがしっかりとできていたからアローレを引退したときに「後悔」とい言葉は頭に浮かばず、すっきりとした気持ちで自分自身によく頑張ったという気持ちでいっぱいになれたのでしょう。そのときは自分が自分自身に優秀選手賞をあげていたような気がします。
自分を認め、自信をつける
自分が自分に対して納得した評価をつけることができれば、自然とまわりの評価もそれなりのものになるのかなと今回の件で感じました。
ただそれは過信ということではなく、自分が自分としっかりと向き合った結果として得られる自信という財産なのかなと。
自分のことは自分が一番分かっている。だからこそ手を抜いたときも、必死で頑張ったときもしっかりとした評価をしてあげられるのは自分。その評価が納得いくものであれば、まわりの評価もきっと納得いくことが多いでしょう。

そのためには自分を過小評価して力の発揮を抑制してしまうのではなく、自分と向き合うために何事もポジティブに捉え、自分の力を最大限に引き出し、成長につなげることが大切でしょう。
そこから成長していくための何かを得ることが重要であり、難しいことでもあるのでしょう。そんな風に私は感じました。これもまた人それぞれ感じ方はあると思います。自分に置き換えたとき、どのように感じるか考えることも自分と向きあうための一つの手段となるでしょう。
2015-03-08 | Posted in ブログ | No Comments »
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