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総合型地域スポーツクラブ設立への想い

決意の朝に

2014年2月15日（土）の朝。

「お世話になった人たちへ恩返しをしたい」という想いから、『総合型地域スポーツクラブ』の設立を決意した…

サッカーというスポーツで育った自分には、スポーツでの恩返しが一番。プロサッカー選手になるという幼い頃からの夢を叶えることはできなかったけど、夢があったから、ここまで頑張れて、自分を成長させてくれた。

サッカーのおかげで、たくさんの人に出会えた。たくさんの人との別れを経験した。たくさんの人に支えられた。その中で、感謝の心が育った。人を愛することを知った。辛くても逃げない重要性を覚えた。食事、睡眠、運動の大切さを理解した。人を敬うこと、命の尊さ、生きる意味について必死で考えた。人と人がつながり、手を差し伸べ合うことで成り立っている生活に幸せを感じた。

家族、親戚、仲間、友達、スタッフ、先生、近所の人、地域の方…。スポーツが人と人をつなげ、人と人が地域をつなげ、地域と地域が新たな出会いを生み、出会いと別れを繰り返して、絆が深まっていく。その中でいろんなものを吸収し、成長し、死ぬまでの人格形成をしていく。そんな人生に限りない可能性を感じた。

今の自分はまだまだ未熟な部分が多いけど、成長しながらも自分のできる限りのことを表現していき、出会った人たち、これから出会う人たちに感謝の気持ちを伝えていきたい。自分の人生に欠かせないもの、人が人として生きる上で重要なことを共有していきたい。人と人がつなぐ人生の道を自分が橋渡しできる存在になりたい。

人と人、人と地域、地域と地域、地域と県、県と県、そして日本全体へと…。

日本が抱えてる問題なんて、みんなで意識して、みんなが力を合わせればちっぽけなもの。そのためにはまずは各々の地域から絆を深めていくことが大事なんじゃないか。そうすれば、どんな問題でも解決することができると私は思う。